10.3.13山梨益富座談会しつこくお知らせします。 さて、党員で医師のはらへった君から寄稿いただきましたのでご紹介させてください。 コシミズ先生こんにちは、はらへったこと●●です。 次回のテーマが「医療と健康」ということで、何かお役に立てないかと思い、メール差し上げます。 医療を通じて搾取されている、というのはよく言われますが、たとえば、「高脂血症治療」が薬剤メーカー主導で行われており、それがかなり胡散臭いというか、不必要なことをたくさんやっているらしいことは、良心的な医師は指摘しています。 ●郷▼■という私の母校の大先輩がおりまして、15年ほど前に講義やら実習やらで色々と教わりました。高脂血症を治療することでどれだけの虚血性心疾患や脳血管疾患を予防できているか、という研究がいくつかありますが、それについて発症を何%低下させた、という結果が出たとして、その母数は何千人いたうちの発症は何十人、その何十人かをプラセボと薬剤との群で比較して低下しているから効果があるだろう、という論法が普通用いられます。 しかし、プラセボでも発症しなかったのこり何千何百人については、薬を飲まなくとも発症しておらず、無駄なことをしているのではないか、と言うわけです。名郷先生は歯に衣着せぬ物言いをするお人なので、薬剤メーカー提供の勉強会でも、スポンサー企業の薬を名指しで批判しちゃったりしていました。一時期に比べて最近はメディア露出があまりありませんが、薬剤メーカーに嫌われているのかもしれませんね。 ミッシェル・ド・ロジュリルという学者が書いた「コレステロール 嘘とプロパガンダ」という本がありまして、コレステロールを下げることが虚血性心疾患の予防にはならない、とハッキリ断言しています。一部の遺伝性・家族性高脂血症は確かに予防する意味がありますが、そうでない殆どの方達には意味がないだろうと思います。 医薬品メーカー主導(と、思われる)で毎年のように学会別にいろいろな診療ガイドラインが作られ、改訂されていきますが、高脂血症にせよ、高血圧症にせよ、毎年治療目標の数値は下げられていきます。つまり、治療すべき対象を広くしています。 血圧の治療については、こんなに厳しい条件で治療していたら、血圧が下がりすぎて倒れてしまうのではと思うような数値が、数年前から出るようになりました。実際にここまで厳しく「取り締まる」のは無駄ですし、かえって患者のためにならないことが多いのです。こうやって「高血圧恐怖症」を作り出していくことで、薬が売れるようにしているのでしょう。また、血圧は下げすぎると血流が不足し、急激に薬を使って下げると脳梗塞になってしまうことがあります。(実体験あり)コシミズ先生が以前学習会か何かで指摘されていたように思いますが、血圧を下げすぎることで血流が不足し、悪性腫瘍が出来上がるメカニズムももしかしたら有るのかも知れません。 毎年新規に作成され、また改訂されている診療ガイドラインなどは、各学会各大学各講座が薬剤メーカーからもらった研究費を中心に研究したもののはずですから、お薬が使われる間口が広がる意図で作られているでしょうし、その中には過去の研究データに著しく反することは書けないまでも、リップサービス的な記述は為されている可能性があるな、と思います。それに、なんと言っても「薬物治療」のガイドラインであることが、医師が薬剤メーカーの奴隷として知らず知らず洗脳されていくことを意図していると考えても不自然でないなと思います。 ここで問題になっている点は、 @投薬の必要性:「1000人の患者に投薬したら発症者が2人から1人に減った。だから、投薬は有効である。」...この論理に基づいて、残り999人にも同じ薬が投薬され、製薬会社と病院が儲かるわけです。だが、この999人、投薬しなくても発病しなかった可能性がほとんど。このお薬、最初から不要だったのでは?しかし、不要なものを使ってもらわないと経営が成り立たないわけですね。(わたしも心臓病治療で馬に食わせるほどの薬を処方され、ある日、思いついてすべてをゴミ箱にぶち込んで捨て、今に至ります。) A高脂血症にせよ、高血圧症にせよ、「減らせばいい、下げればいい」が横行していて、血液サラサラ剤だの降圧剤だのが大量に処方されます。例えば、血圧を薬で下げすぎると、脳梗塞になったり、癌になったりするそうです。なんで、癌になるの?シロウト考えでは、「高血圧は血流不足を補うために体の防御反応として起きる」のであろうから、無理に薬で下げれば、必要な栄養や酸素が細胞に届かなくなって、結果、癌が発症するということではないのでしょうか?血圧は下げればいいのではなくて、血圧が上昇している理由、つまり、血行が悪い状態を取り除くのが先決ということでは?血圧降下剤なんか飲んでいると、いつまでも病気が治らない? 上記以外にも、発熱は、体が病原菌と戦っているんだから、解熱剤なんか飲まないでしっかり発熱すべき、下痢も同じで病原菌を外に出す目的なんだから、下痢止めなんかやめた方がいい...等々、いろいろ考えています。 そして、最終的には、こういうことです。「現代西洋医学って、人間に必要なものなんでしょうか?」という疑問を提起します。 (もちろん、すべてを否定するのではなくて、有用な医療だって間違いなくあるのだけれど。なくてもいい分野がたくさんあるように思うのです。要するに、あまり熱くないふろにゆっくり入って、ときにはラドン温泉で被爆して細胞を刺激して、好みのお姉さんの裸の後ろ姿でも鑑賞していれば、病気なんかならない。(前の姿ならなおよし)そんな話を増富ではさせてもらうと思っています。皆さん、ふるってお越しください。 ●3月13日リチャード・コシミズ山梨増富座談会再度しつこくお知らせ 宿泊・日帰り参加希望の方、以下サイトを参照ください。お待ちしています。 http://dokuritsutou.heteml.jp/newversion/2.17kouenkai.htm ちなみに日帰りの方も、かの有名なる増富ラジウム温泉に入って、効能を実感できます。湧出口から噴出するラドンガスを吸引してたっぷりと体内被爆して健康を手に入れてください。また、源泉を飲用すると途端に胃腸が活発に動き出して、劇的な腸内清掃ができます。お帰りの際には、甲州名物、ほうとう鍋をご賞味ください。 また、増富のある山の麓の部落、中小倉ですが、住民は全員、「輿水」さんです。私のルーツです。関係ないかw。では、ご応募をお待ちしています。 ↓ブログランキングに参加中! 1日1クリック お願いいたします 人気ブログランキングへ |
<< 前記事(2010/03/04) | ブログのトップへ | 後記事(2010/03/04) >> |
タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
---|
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|---|
>高脂血症にせよ、高血圧症にせよ、毎年治療目標の数値は下げられていきます。つまり、治療すべき対象を広くしています。 |
案山子 2010/03/04 11:58 |
人口透析ってのも、かなりしなくてもよい人が、させられたようです。 |
z 2010/03/04 12:04 |
10年前に、現場工事の立会いで、足幅の狭い安全靴を |
MORI 2010/03/04 14:18 |
現在、歯科業界は大変危険な状況であり、正直このままだと確実に事件性に発展するものと思われます。歯科過剰問題はメディアでも取り上げられたため、誰もがご存じだと思いますが、今年、その動きが大きく発展しました。入学率が低下している歯学部では、定員が足りないため、合格率はほぼ100パーセントです。医学部も相当下がっていますが、歯学部は異常です。つまり、馬鹿がたくさん入りますから、どんどん進級試験で留年者が増えています。ちなみに、1年で500万です。そして、それとは逆に、「歯科医師国家試験」は厚生労働省の圧力により「難易度が医学並み」になってきているため(ここ数年でいきなり難易度が上がっている)、今年の国家試験の合格率は相当低いと思われます。さらに、これは必ず今後ニュースになることですが、「国家試験」の前に受ける「卒業試験」(これに受かることで国家試験が受けられる)において、なんと、今年、あの日●歯科でさえ、130人中「50人」が留年しました。奥●や松●歯科はそれ以上に留年しています。つまり、チャンスは2回だけですから、今後は、6年間3000万以上のお金と時間を費やしたにも関わらず、免許を取れずに終わるものが増えるといわれています。歯科医師過剰問題の対策としてはいいのでしょうが、すでに、内部で争いが起こっているのも事実のため、ここに紹介させてもらいました。 |
歯科医師 2010/03/04 14:19 |
初めてコメントします九州の心情党員です。 |
心情 2010/03/04 15:33 |
副島隆彦の学問道場で「重掲」での2月26日投稿(クスリ地獄)から医療従事者等の質の良い投稿が載っています。これら本音で語る医師を支持したいと思います。 |
はにわ 2010/03/04 16:38 |
私はとにかくアトピーに対するステロイド依存した治療が疑問です。 |
kierokaruto 2010/03/04 16:44 |
心情さん、 おお、野口晴哉氏ですか。 |
鈴木 2010/03/04 16:56 |
現代西洋医学って、人間を地球や宇宙から切り離して、ただの動く肉の塊として見ている気がします。 |
えんくん 2010/03/04 18:55 |
抗うつ剤についても、重度のうつしか効果がないという論文に関する記事を見つけたのでご紹介を。 |
琴子 2010/03/04 19:13 |
>kierokarutoさん |
はらへった 2010/03/04 19:36 |
まだまだ、席に余裕があるようですので |
万人斬り 2010/03/04 20:06 |
講演会後は、ゆっくり温泉につかって食事を済ませて |
万人斬り 2010/03/04 20:09 |
石原結実先生によれば、長寿で知られるコーカサス地方の100歳を超える高齢者たちは、塩を大量に摂取してとても高血圧だが健康だということです。彼らに降圧剤を投与すれば、大量死することでしょう。 |
観察者 2010/03/04 21:21 |
>琴子さん |
kierokaruto 2010/03/04 22:46 |
以前、研修の際に講師の医師が、血圧やコレステロール値が意図的に下げられている事やメタボ健診の導入のアホらしさを、さりげなくぶった切った時は、「先生!かっこええわ」ってしびれました。はらへったさんをはじめ「医は仁術なり」の精神を心に灯し続けている医師は少なくないはずです。薬方名『輿水正加独立湯』を煎じてゴクゴク飲んで、ユダ菌を解毒し、排泄しちまいましょう。 |
光 2010/03/04 22:55 |
心情さん・鈴木さんへ |
国賊撲滅 2010/03/05 00:07 |
>観察者さん |
はらへった 2010/03/05 06:20 |
今、家族が入院していて談話室で話を聞くとがんの方が多い病棟のようです。(家族はがんではないです)つい知ったかぶりして、温泉なら山梨の増富がいいそうですね、と話に入ってみました。できてしまった腫瘍を切って取るより、腫瘍を作らないように血をきれいにする。減塩せず体温を上げる。この話はご存知の方がいて「抗がん剤は毒」と笑いながら話してくれました。昨日、退院予定の方がなぜか延期になり、抗がん剤を飲んでしばらくした後、「抗がん剤を飲むと体温が下がる。しょうがの入ったお茶を飲まなければ」と病室から出て行きました。薬を飲んで体調が変化して退院が延期になったのか?と思いました。なんだか考えさせられました。長文すみませんでした。輿水先生のルーツが早くわかるといいですね。 |
HALちゃんの友達っ 2010/03/05 09:25 |
>はらへったさん |
kirokaruto 2010/03/05 09:45 |
独立党に、はらへったさんや、光さんのような方がいらっしゃること、大変心強く、有難く思います。 |
琴子 2010/03/05 15:36 |
遅ればせコメントさせて頂きます。 |
ナンカイ 2010/03/12 21:23 |
私は30年程前、急性肝炎と腎盂炎を併発し入院 |
ナンカイ 2010/03/13 00:34 |
昨年ある雑誌で、自律神経失調症の疑いのある方は精神科へご相談下さいという記事を目にし、開いた口が塞がりませんでした。 |
ナンカイ 2010/03/13 01:11 |
<< 前記事(2010/03/04) | ブログのトップへ | 後記事(2010/03/04) >> |