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<<   作成日時 ： 2013/12/29 13:08   >>

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『ぼくの帽子』

http://blog.goo.ne.jp/kaze629/e/9e128d809db4daa983afcdb6ff303466

　　母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね？
　　ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
　　谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。

　　母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
　　僕はあのときずいぶんくやしかった、
　　だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。

　　母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
　　紺の脚絆に手甲をした。
　　そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。
　　けれど、とうとう駄目だった、
　　なにしろ深い谷で、それに草が
　　背たけぐらい伸びていたんですもの。

　　母さん、ほんとにあの帽子どうなったでせう？
　　そのとき傍らに咲いていた車百合の花は
　　もうとうに枯れちゃったでせうね、そして、
　　秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
　　あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。

　　母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
　　あの谷間に、静かに雪がつもっているでせう、
　　昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
　　その裏に僕が書いた
　　Y.S という頭文字を
　　埋めるように、静かに、寂しく。

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日刊ゲンダイ
ふざけるな！ 安倍政権 「復興予算」を「原発輸出」に流用
2013年12月21日 掲載


http://gendai.net/articles/view/news/146811


「ゼロとはいかない」。安倍首相が２０日のＴＢＳ番組で、小泉元首相が訴える「原発即ゼロ」に改めて反論した。
　安倍は「安くて安定的な電力を供給しなければ……」とシタリ顔で話していたが、もはや原発の発電コストが他のエネルギーと比べて「安い」と騙（だま）されている国民は皆無に近いだろう。福島原発を見ても、一度事故が起きれば廃炉や除染、住民避難……で莫大なカネがかかる。
　原発再稼働に突き進む安倍政権は２４日に決定する来年度予算案で、総額３兆円の「復興特別会計」を計上する見通し。復興予算といえば、被災地復興と全く関係のない事業にカネがバンバン使われていたことが判明している。なんと、「原発輸出」にまで流用していたことが分かった。
「ベトナムと原子力協定を締結した日本側は０９〜１１年度にかけて、ベトナム現地の調査費用として約２５億円を日本原電に支出しています。驚くことに、この中で５億円が復興予算から支出されていたのです。ベトナムに原発をつくることがなぜ、被災地の復興になるのか全く分からないし、よりによって原発輸出のために使うなんて、被災者をバカにしているとしか思えません。国側は『原発の輸出で被災地の原発機器メーカーが潤う』と説明していたが、あまりにデタラメ過ぎますよ」（経済ジャーナリスト）
　政府が年内にもまとめる中長期的なエネルギー政策では、原発が「重要なベース電源」に位置づけられるという。大半の国民が原発に反対しているにもかかわらず、押し切るつもりだ。復興予算がまた原発関連事業に流用されるのも時間の問題だ。

 SIS
2013/12/29 13:22
　ジョー山中さんが来店した次の日に、元(？)ダウンタウタブギウギバンドのギタリストの方の店に行きました。ジョー山中さんに会えなくて残念でした。
　来店された日はベンチャーズ横浜講演の日だったので来店されたのでしょうか。他にも有名おじさんロックミュージシャンが多数来店されたそうです。
　映画『人間の証明』の歌を歌ったのがジョー山中さんです。
 あのねあのね
2013/12/29 13:35
この麦わら帽子は少し、高級でおしゃれすぎますねｗ。
私のはもう少し単調で、安っぽいリボンがついていました。
麦わら帽子は幼少時代をすごく回帰させます。外に母と出かける象徴だからでしょうか。私も麦わら帽子をかぶって出かけたことは、なぜか忘れられない貧乏でも幸せなひととき。「ぼくの帽子」良いですね。
 都わすれ
2013/12/29 13:35
懐かしいですね、人間の証明で引用されておりました、後半の部分初めて知りました。
 勇気
2013/12/29 15:52
これですね。角川映画人間の証明より、
予告編　PROOF OF THE MAN　人間の証明 - YouTube
[URL]
http://m.youtube.com/watch?v=G_VraNDv3J0&hl=ja&guid=&gl=JP&client=mv-google

人間の証明 テーマ曲　ジョー山中 - YouTube
[URL]
http://m.youtube.com/watch?v=j8uklD3_ywA&hl=ja&guid=&gl=JP&client=mv-google
練馬からです
2013/12/29 16:00
何年か前、東京の妹の案内で行った夏の霧積も良かったですよ。
こちらの温泉は山奥でも人が多くて、山の銀座？ですが、霧積はほんとうに浮世の雑音からの隔絶感ありでした。最近はどうかな？水車が懐かしいです。（＾＾）
 cosmos
2013/12/29 17:22
　映画「人間の証明」を昔見た。
　映画は戦後の混乱期の回想と、現在進行形の経済成長期をだぶらせながら進んでいた。
　
　映画の中では、米兵の戦後日本でのやりたい放題と、それに耐え忍ぶしかない日本人の、やりきれない様子が赤裸々に描かれていた。

　アメリカ人のやりっぱなしの放蕩の尻拭いのために、派手に見える経済成長期も、日本人は日陰で人知れずもがき苦しんでいた。

　当時、映画を見た感想は、

「許すまじ!米兵！」

だった気がする。
　今、あのような映画を作ろうとする日本人はいないだろう。

　あの麦わら帽子。

　谷底へ落としてしまった、あの麦わら帽子。

　それは、私たちが失ってしまった、あの感覚。

　戦後のユダ米の3S政策や、うそつき偽ユダヤの執拗なアメリカ友好宣伝活動に騙されて、すっかり詐欺師ユダヤに骨抜きにされてしまった日本。

　つい数十年前、あんなにひどい目にあったのに。

　あの感覚を忘れたとき、また再び悲劇は繰り返される。

　母さん、僕はあの麦わら帽子、もう一度探しに行こうと思っていますよ。
　諦めきれないんです。
　雪の下に、草の陰に、
　きっと、まだその形は残っているはずですから。
 穂咲青二才
2013/12/29 17:59
この夏、この帽子と同じ帽子を買いました。お会計でめんたま飛び出しましたが。大切にします。
 甘い活動家
2013/12/29 20:26
忙中、閑ですか。
そう、何かを感じさせてくれますね、
この詩は。
草いきれの中の世界でも、穏やかに時が過ぎていってます。
 一都民
2013/12/29 20:32
古いですが、「人間の証明」で知りました。"Mama do you remember..."はこの詩の英訳だそうです。
 ヒラム
2013/12/29 21:10
昔ながらの穏やかな日本語の詩を読むと、こころが和やかになります。

私のパソコンの脇には、伊藤整（作家としての方が有名）が青春時代に書いた、『月明かりの路（みち）』という、古い小さな詩集が置いてあります。

伊藤整の詩は、アイリッシュの詩人・イェイツに感化された非常に素直な抒情詩で、まだ十代だった私は、結構しんみり読んだものです。

この、西条八十の『ぼくの帽子』を見て、久しぶりに手元の伊藤整の詩集を引き寄せ、その中の古い詩を何篇か読んでみました。

古い詩集を読むと、まだ若かりし十代の頃の繊細な感覚の頭に戻ります。

また、午後、たまたま見ていたテレビ（ＮＨＫ・ＢＳ放送）で、二階堂和美のライブ特集をやっていて、じっくりと拝見いたしました。

二階堂和美は広島県在住の歌手兼僧侶で、ジブリの高畑勲監督の抜擢で『かぐや姫』の主題歌“いのちの記憶”を歌って、今ちょっと注目を集めているシンガー・ソングライターです。

（忘年会のカラオケスナックで、私は、誰ひとり知らない彼女の『女はつらいよ』を歌って、場を白くさせました）

美しい詩を読んだり、やさしい歌を聴いたりと、今日は何となく柔らかな気分の、年の瀬の一日でした。
 コーギー
2013/12/29 21:51
がんセンターなど日本式医療１６か国へ…政府
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131228-OYT1T00470.htm?from=ylist

医療拠点作りは、政府が成長戦略の柱の一つとして掲げる「医療の国際展開」の一環だ。今年６月に決定した政府の日本再興戦略では、拠点を１０か所程度設け、日本企業の海外市場を２０年時に今の３倍の１兆５０００億円に広げる目標を掲げた。

いよいよ日本が悪の拠点にさせられることが鮮明になってきましたね。これがどんどん進行していくと味方から滅ぼされても文句言えなくなりかねん。
 医療ビジネス
2013/12/29 22:18
コシミズさん　在日の資金源の一つであるポルノ業界のことも調べてください　創価も深く関与しているそうですよ　因みに林由美香は創価の信徒だったそうですが本当に病死なのでしょうか？　飯島愛も怪しいと思うのですがどうなのでしょうか　とにかくあの業界の蛮行は目に余ります
 黄昏時のパルチザン兵士
2013/12/29 23:22
【 食べると 】 マクドナルドのハンバーガーは、１４年経っても腐らない 【 危 険 】
http://blog.livedoor.jp/hearpin/archives/26126071.html
 要情報拡散
2013/12/30 02:48
コシミズ先生の人間としての幅（豊かさ）は文学によって培われたのですね．
後継者はいますか？
なかなかいないでしょう．
先生のような人は．
こういっちゃ悪いですが、先生の取り巻きって散文的な人が多いですな．
先生は洞察力はもとよりユーモア精神が優れていらっしゃる．
人に先生の動画を勧めるときはそのように紹介させてもらっています．

この詩は面白いですな．
少年心理もあれば季節感もあれば旅情もある．
象徴詩としては切り口が少し甘いかなという気がしますが（笑）



 日本人
2013/12/30 07:55
＞医療ビジネスさん

うわ、がんに効かない抗がん剤を日本から世界に向けて売りまくるんですか？
日本式のがん医療は最悪ですよ。
 Krautrock
2013/12/30 15:07
ヘレンカミンスキーですね。あ、帽子です。
最初のフレーズは流行ったのでよく使っていました？
人間の証明、もう一度見ます！
 農協牛乳
2013/12/30 18:23
ジョー山中、懐かしいですね。
もう、亡くなられましたが、混血の方だったのですね。

内田裕也率いる、伝説のフラワー・トラベリン・バンド最高に良かったです。
 長人いちご
2013/12/30 21:45
JR熊谷駅から少し歩くと、森村誠一さんの親族が営む喫茶店がありますね。

角川文庫は以前よく読みましたが、最近読書を怠っています。

届いたばかりの未来の歴史教科書にもありましたが、ジョン万次郎。

井伏鱒二がジョン万次郎漂流記なんて書いていました。

井伏鱒二の弟子に太宰治なんていましたが、玉川上水に入水した事になっています。

果たして自分の意志で入水したかと、疑問を抱いたりしています。

 プロフィア乗り
2013/12/30 23:17

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